(3) 文章構造=1フリつけた問題中心、ただし短文もあり
- ベースとなるのは、80-120字前後、1フリつけた問題が中心です(abcと賢押杯の中間くらい)。
「早立ち」という形式を採用していますので、立つタイミングに差がつきやすい、つまり「わかった人は早く立つ、それ以外の人も最後まで聞けばわかるかもしれない」ような構造の問題がベースとなります。
なお、この前フリの部分については、「名前の由来」「面白エピソード」など、「その業界では必ずしも知られていないが、クイズとして前フリになりやすい」ものも出題されます。この点については「問題としての面白さ」を重視し、あえて排除することを避けました。
- ただ、知識についてシンプルに聞くような、60字以下の短文も出題します。
フリのつけにくい問題、ずばっと知識そのものを聞くような問題も、「幅広い」出題のために出題します。
(4) 期待するリアクション=「へー」や笑いも、反応が薄い問題も。
その場で「へー」と感心できるような問題、思わず笑いが起きる問題も出題します。
しかし、その場では何のことかよくわからないような問題、多くの人からすれば縁の遠い問題も出題します。
基本的にウケがいいのは前者ですし、今回もそのような問題を積極的に入れる予定です。
しかし、たとえばアカデミックな問題はその場ではなかなか理解できず、反応が薄いことが予想されます。また、マイナーな分野の問題にしても同様です。
しかし、今大会は「幅広い」出題を目指しており、そのような傾向の問題も出題されます。
ただ、「理解しにくい・リアクションしにくい」分野・傾向の問題についても、日常生活に寄せたような切り口で出題したり、解説などで興味を持っていただくような試みをいたします。